長時間のデスクワーク

長時間座っている時の椅子とデスクと腰痛の密接な関係性

突然ですが、私は現在腰痛持ちです。

若い時は全く何の問題もなく、自分は腰痛とは無縁で一生ならないものだと思っていました。ぎっくり腰にもなったことありませんし、若いころは定期的に運動もしていたのもあります。

そんな私でしたが、中国でのながーいながーいデスクワークと運動不足の日々を5年くらい続けたところ、とうとう腰痛持ちになってしまいました。日本に帰国してから整体院に通っているところです。整体院で言われたことは、やはりというか、長期間におけるデスクワークによって腰だけでなく骨盤周りの筋肉が固まってしまって筋膜炎を起こしているとのことでした。そんなわけで毎日ヨガやストレッチをしながら少しずつ直しているところです。

デスクワーク時の姿勢が大きな問題

筋肉というものは、使っていないと段々固くなってきます。筋肉はゴムのように伸び縮みしますので、使っていないということはつまり「伸びっぱなしの状態」か「縮みっぱなしの状態」ということです。

マニアックな話になりますが、私の場合座っていた姿勢もよくなったようで、腿の裏の「ハムストリングス」とおしりの「中殿筋」、上半身と下半身をつなぐ「腸腰筋」がガッチガチに固まってしまって、そいつらが伸び縮みしなくなってしまっていました。その影響で背中の腰あたりにある「起立筋」の下の方に負担が大きくかかってしまい、長い年月をかけ腰にダメージを与えていたということになります。

ハムストリングス
中殿筋
腸腰筋
脊柱起立筋

耳慣れない筋肉の名前ですが、腰痛になる人のほとんどはこれらの筋肉のどれかが大概悪さをして骨盤に影響を与えて症状を悪くしているそうです。

カフェでのワークの際は椅子とデスクに注意を

以前も記事に書きましたが、カフェは長時間のデスクワークに適した設計をしていません。小さめのテーブルぐらいならまだましですが、ソファより低いローテーブルで無理やりパソコン作業をしている人を見たことがありますが、本当にやめた方がいいと思います。首もおかしくします。

どんな姿勢であれ、1時間も同じポーズでいることは良くありません。足を組む動作も骨盤をゆがめる原因です。1時間に一度ぐらいは簡単でいいので、ストレッチや簡単な運動をするのが良いとされています。カフェでストレッチをいきなりできるのかって話もありますが・・・。

前屈みで仕事する男性の例

アントハウスのデスクは高さ調整可能です

そんな腰痛持ちが運営するコワーキングスペースですので、椅子やデスクの高さは結構気にしました。ほとんどの椅子は高さ調整できます。個室ブースはハイテーブルも用意してますので、何だったら立った状態での作業も出来ます。

なるべくいい姿勢で作業をすると身体も疲れにくいですし、変な歪みの原因にもなりません。今は大丈夫でも、変な姿勢を続けていたら私のようにおかしくなってしまいますよ。

ノートパソコンは実は結構前屈みになりやすいです。どうしても目線が下向きになるためです。最近はしなくなりましたが、中国にいたときは首が痛くなってしまいノートパソコン画面の高さを調整するため、パソコン台を利用していました。

パソコン台
パソコン台にのっけたノート

こんなイメージです。

今は使っていませんので、パソコン台使いたい人はどうぞ使ってください。レンタルコーナーに置いてあります。

今日はややマニアックな話をお届けしました。またこれからもよろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です