11月11日、福生は田村酒造と石川酒造の蔵開きイベントが開催されていました。インターナショナルフェアも同時開催されていて興味があったのですがスケジュール的に都合が合わず、今回は石川酒造だけ行きました。
各種イベントが満載
受付を済ませ中に入ると、人の多さにびっくり 私たちが入った時は14時半だったのですが15時からの抽選会もあってかとても賑わっていました。
入口から中に入るとすぐ日本酒試飲コーナーがありました。寒かったのもあり、さっそくそこに並びました(笑)ここでは4種類の日本酒が試飲できます。全てササニシキを使用しているとのこと。
どれも美味しかったです。少しずつ味わいが違っていて、面白い。利き酒できるほど舌が良いわけではないので、細かい味の違いを本当に分かっているのか、と聞かれるとかなり怪しいですが、とにかく美味しかったです。個人的にはかめぐちがフルーティで一番好みでした。全体的に甘口なのかな。それぞれちょこっとずつしか飲んでいないはずなのに日本酒しか口にしなかったせいか、軽く酔って身体も温かくなりました。
試飲コーナーの他には、蔵案内や子ども向けのゲームコーナー、抽選会、出店、酒蔵クイズなど、飽きさせない工夫があちこちにありました。子連れで参加していたため、試飲のあとはゲームコーナーへ行きました。
輪投げにチャレンジ。残念ながらゲットできず。他にも利き酒チャレンジもありましたが、当てられる気がしなかったのでパスしました。
その後、15時から抽選会が行われました。途中から抽選会場に来たため細かく説明を聞けませんでしたが、番号当選した先着10名様に景品が当たるとのこと。しかも早く当たればそれだけ好きなものを選べる形式。10種の景品が何なのかは聞けませんでしたが、1万円くらいする大吟醸とかそれに相当する品々なのだろうと推測しました。私たちの番号は1,870番台なので多分この日の来場者は2,000人くらいは居たと思います。3名くらい当選者の発表を聞きましたが、子どももいるしそんなに滞留していられなかったため、諦めました。
実は事前予約をしていたため、予約特典で日本酒1杯無料券をゲットしていました。3人の予約なので3杯分。私と妻はもちろん日本酒ですが、娘はジュースと引き換え。何も食べずに日本酒だけ飲んでいたため酒が回ります。
田村酒造と石川酒造は兄弟関係?
蔵案内にも行きました。大体15~20分に一度、10~20人が蔵の中まで入り、説明をしてくださいました。
説明していただいたのは、石川酒造の現場責任者の方。ごめんなさい、名前とか正式な役職を記憶できず(やや酔っていた)、うろ覚えです。工場における工場長クラスの方で相当に偉い人です。
面白いトークをされる方で、「いまさら酒のつくり方を説明してもつまらない!酒のつくり方はよそで調べて下さい。せっかくなので福生における石川酒造と田村酒造との関係性とその歴史を説明します」というような流れで説明が始まりました。
要約すると、発端は石川家(熊川村)も田村家(福生村)も男の子が生まれず跡取り問題が勃発。その際になんと昭島市の指田家から兄弟がそれぞれ養子に行きました。田村家はもともと地主で酒造りを200年前から始めていましたが、石川家も兄弟がいることをきっかけに酒造りを始めました。それが13代目当主の石川和吉さんです。つまり、田村家と石川家は兄弟関係にあたるイメージです。
その流れから福生市が誕生するまでの流れ、北田園と南田園の由来など非常に面白かったです。福生に長く住んでいましたが、全然知らない歴史でした。説明されているトークもテンポよくて聞きやすかったです。そして最後に、今年の蔵開きの酒を試飲させていただきました。飲んでばっかりです(笑)
来年もあれば是非参加したい
想像以上にかなり楽しめました。シャトルバスが出ており、田村酒造と石川酒造を行き来していました。本当だったら、この後田村酒造にも行ければよかったのですが、残念ながら時間が足りず。もっと早い時間にくればよかったです。今年は第2回目でした。去年は私たちは中国にいたため無理でしたが、来年も是非行きたいですね。今日は福生にまつわる話でした。
コメントを残す