私は福生市で生まれ、福生市で育ちました。それこそ結婚する直前に今の妻と同棲するために引っ越す前までの25年間はずっと福生でした。そのあとも出産を機に福生に戻ってきて親と同居して数年住んでいました。
その後、色々あって12年近く海外へ行っていて離れていましたが、現在再度福生に帰ってきて今に至ります。
でも、地元なのに、恥ずかしながら福生のことで知らないことも多いのです。もちろん長く住んでいるので知っていることも多いですが、何というか地元であるが故に当たり前に思ってしまって気づけていないことがあります。
そんなわけで今回は改めて福生市について再確認しようと思います。
福生市の人口データ
福生市役所のホームページで調べられます。現在、人口は56,424人で、世帯数は30,800世帯います(23年9月1日時点)。ちなみに私が生まれた1980年の時は48,863人で16,806世帯でした。その頃よりも、人数は増えていて、世帯数の割合はもっと増えましたね。これは昔の昭和時代は核家族が多くて、今は世帯内の人数が減った分、世帯数が増えたってことなんだと思います。平成8年まで人口は増え続けて62,197人がおそらくピークですね。そのあとは緩やかに減りながらも58,000人前後を維持、ここ数年でちょっと減ったという印象です。
ちなみに現在福生市に住まわれている外国人は3,881人います。八王子市の14,000人とかに比べれば絶対数は少ないですが、福生市の人口からすれば外国人比率は高いです。八王子市は56万人中の14,000人なので約2.5%が外国人、対して福生は比率が6.87%、八王子市の2.5倍以上です。まぁ米軍基地もありますし、昔から外国人多い印象はありますね。駅近の飲み屋に行ったら外国人たくさんいました。
福生市のシンボル
形の由来は、ふっさの『ふ』を図案化したもので、市の将来の雄飛と市民の円満和合の姿を表わしています。町制20周年事業の一環として、昭和35年に一般公募で決まり、同年10月1日制定。(福生市役所HP抜粋)
改めて知りましたが、「ふ」を基に作られたんですね。知らなかったなぁ。よく目にしていたはずなのに。ちなみに、福生は「ふっさ」と読みますが、地元でない人は初見では絶対読めませんね。中国いる時も関西出身の日本人たくさんいましたけど、読める人はいませんでした。
横田基地の存在
福生を話すときに欠かせない横田基地の存在。中国で福生を説明する時も、福生市は知らないが横田基地は知っているという人は結構いました。残念ながら福生市単体でご存じの人はいませんでした。。。八王子市は知っているよという人はいましたが。。。
横田基地の広さは、7.136㎢もあります、って言ってもわかりにくいですね。東京ドーム約150個分だそうでメチャクチャ広いですね。福生市だけでなく、瑞穂町や羽村市なんかにも敷地を伸ばしているのですが、一番占有されているのは福生市。半分とまではいかないまでも、福生市の3分の1ぐらいは横田基地で占めています。
そういえば、横田基地を空港にするなんて話が昔あった気がします。もしも、もしも実現するなら個人的にはものすごく嬉しいのですが、現時点ではそんな話はもう聞かなくなりました。交通の利便性だけでなく、福生市も経済的に潤うのにな、あくまで個人的に思うのですが。
酒蔵がある
福生には有名な酒蔵が2つもあります。日本酒「多満自慢」で有名な石川酒造と、日本酒「嘉泉」で有名な田村酒造です。2つも酒蔵があるということは、やっぱり水が美味しいのでしょうか。日本酒だけでなくクラフトビールも作っていますね。
近所の飲み屋には当然両酒蔵のお酒はマストを置いてありますし、最近では外国人観光客向けにツアーをしているなんて話も聞きました。やはり福生と言えば酒蔵なんでしょうね。
福生七夕まつり
忘れてはならないのが、年に一度ある「福生七夕まつり」。
毎年旧暦の7月7日前後、つまり8月初旬に開催される七夕まつり。数十万人が一気に集うこのお祭りは、私の幼少期から大人になった今でも思い出に残るイベントの一つです。過去に屋台を出店したこともあります。あれは大変だった。。
コロナの影響でここ3年間は開催できませんでしたが、今年はついに開催できました。例年よりも1か月早い7月8日、9日の二日間だけでしたが、53万人も来場したとのこと。素晴らしい。
まだまだある福生の色々
こうして改めて書いてみましたが、全然書ききれませんでした。記事を書く上で色々調べましたが、まだまだ知らないことが多いなというのが感想です。今回は福生の概要みたいな内容でしたが、もっと調べて、第二弾第三弾とお届けしようと思います。
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